スズキサトコ先生の着付けレッスンで
浴衣の話題もよく聞くようになりました。
今年は花火大会やお祭りも
形を変えながら
楽しめる場所もあり
ゆかた姿がなんとなーく気になります。
でも一方で
浴衣は二十代を過ぎると
イタイ(あまり似合わない??)とか、
子どもには浴衣を着せてあげたいけど私はいいわ、
とか、こんなことも耳にする昨今です。
いえいえ、
浴衣は、年代問わず
素敵に着られるカンタン夏着物。
今日はその浴衣をもっと身近に、
安心して着られるようなお話を📖。
浴衣についてのちょっとした疑問や
爽やかな着姿のためのポイントをまとめてみました。
目次
1.衿は左右どちらが上?
2.すっきり、爽やかに見える浴衣姿のポイントは?
3.女性の着方と男性の着方は同じなの?
4.浴衣は素肌の上に着るの?
5.さあ、浴衣ででかけましょ!
1:衿は左右どちらが上?
浴衣の衿は、どっちが上にくるんだっけ?
すばり、
自分から見て右が下、左が上。
老若男女皆同じです。
2.すっきり、爽やかに見える浴衣姿みえるポイントは?
一つは、
衿の合わせる位置。
鎖骨の中心にちかい、喉のくぼみのすぐ下くらいで
ピッタリ深く合わせます。
(ゆったり浅く合わせて衿の空き方が長ーいVの字になってしまうと、
ちょっとはだけた感じの印象になってしまいがちに💦)
2つ目は、
裾の丈の長さ。
ほんの少し短めに、足のくるぶしの真ん中あたりにあわせると、
浴衣らしい涼やか軽やかな雰囲気になります。
3.女性の着方と男性の着方は同じなの?
違う部分があります。
後ろの衿。
女性はコブシ一つ分弱くらい後ろの衿を下げてみましょ(衿をぬきます)。
とても優しい表情の浴衣姿になります。
お子さんや男性は衿は抜かず首に沿わせます。
他にも帯の位置や幅も少し違いますね。(男性と比べて女性の帯は幅が広いです)
着物の仕立て方(形)が
女性と男性では異なるため、
おはしょり(腰のあたりに取るタックのこと)を
作る作らないという違いもあります。
4.浴衣は素肌の上に着るの?
汗取りにもなりますし、
特に淡い色のものが多い浴衣は透けやすいので
浴衣用スリップなどの下着をつけましょ。
着物は直線構造なので、腰のくびれには、
タオルを折りたたんで紐で補正し、寸胴体型にすると
シワがでにくく着やすいです。
5.さあ、浴衣ででかけましょう!
浴衣を着れたけど、
そうはいっても、
皆んなに見られるし、、何かどきどきするし、と緊張します。
そんな時は、鏡の前で浴衣姿でちょっと
ワンポーズしてみてください。
魔法のワンポーズタイムで
外に出ないのがもったいない気持ちになる?
かもしれません♪ 素敵ですよ。
浴衣を着られた今日を楽しんで!
あとは、いつもより、風を感じられるくらい
少しゆったり歩いてみる、
(走らなきゃいけない時は、ちょこちょこ小走り笑)
電車は吊り革ではなく、手すりを持ってみる
そんな姿を浴衣は作ってくれると思います。
浴衣の着方やその他の疑問は、
ぜひスズキサトコ先生のレッスンで聞いてみてくださいね。
さて、さて、次回はどんなお話にしましょうか?
文:春竹ここ(コラムニスト)